沖縄

トラベルストーリー

海底に沈んだ与那国島の遺跡を探検することは、私達のウィッシュリストに載せて以来、大望の冒険でした。ニュージーランドにいた時(私達の関係の始まりの頃)この旅行を計画していました。私達は沖縄諸島の島々、沖縄本島,久米島,渡名喜島,石垣島と巡り、最終目的地である与那国島へ向かう旅程を計画しました。

このユニークな体験に備え、私達はいくつかの追加の注意を払う必要がありました。与那国島海底地形は、強い海流のある海底約30mに位置する巨大な岩石の形成物です。古代都市のような形をしていますが、約2000年から3000年前に人間によって建てられたかどうかは不明です。もしそうであれば、これは日本のアトランティス都市になるでしょう。

私は既にスキューバダイビングのライセンスを取得しており、このポイントに潜る準備ができていました。私のパートナーであるFabは、ゼロからダイビングライセンスの2つのレベル(オープンウォーターとアドバンス)をわずか数か月で取得する必要がありました。

この沖縄諸島を巡る旅での思い出や経験は、ずっと大切にする貴重な真珠のようで、私達の心に永遠に残るでしょう。

全体的な印象

良かったこと

• 美しい風景
• のんびりとした雰囲気
• 本土とは異なるエキゾチックな文化

苦労したこと

• 茂みにいる毒蛇
• 不安定な天候

詳細情報

統計

• 旅の移動手段: 徒歩と公共交通機関
• 開始日: 2020年1月16日
• 日数: 21日間
• 距離: 229 km

出入国・ビザ

私達は、格安航空会社を利用して東京から那覇に飛び、その後フェリーや国内線を利用して様々な島を訪れました。交通機関のスケジュールは、予測不可能な天候の影響を受けやすいことに注意が必要です。また、一部のフェリー会社はオンライン予約等に対応していないので、出発当日(又は前日)にフェリー乗り場に直接行くことをお勧めします。

Fab 🇫🇷

フランスのパスポート所有者は、（沖縄諸島を含む）日本を観光目的で90日間滞在することができます。

Mina 🇯🇵

日本国民として、日本に入国するためにはパスポートの提示のみで十分です。国内線利用の場合、それすら必要ありません。

道路・交通情報

一般的に道路はとても良く整備されていますが、舗装されていない道を探索する場合にはハブ(毒蛇)に注意が必要です。彼らは草むらに潜んでいるため、長い棒などを使って前方の地面を調べながら歩き、望ましくない出会いを避けることをお勧めします。もし運悪く咬まれてしまった場合、蛇の種類を特定し、直ちに医療機関を受診することが非常に重要です。なるべく、加害者であるヘビを撮影して下さい！治療に必要な正しい対毒血清の種類を特定することに役立ちます。このような状況において、ヘビの種類の特定は生き残るために大切な鍵です。

宿泊施設

人気の観光地である沖縄には、予算や好みに合わせた宿泊施設が幅広く用意されています。私達は主に地元のゲストハウスに滞在し、より沖縄っぽい体験を楽しみました。これらのゲストハウスは、手頃な価格で必要最低限の設備を提供し、地元の文化に浸ることができる機会を与えてくれます。

私達が特に気に入ったのは、『ゆんたく』と呼ばれる伝統的な集会に参加できることでした。これは、簡単に説明すると緩い雰囲気の語らいの場で、フランスの『アペロ』文化ととても似ており、現地の人や他の宿泊客とお茶やお酒を片手におしゃべりを楽しみました。これは、沖縄の習慣や生活様式について学ぶことができる貴重な機会を提供してくれます。

野宿

私達が今回沖縄を訪れたのは冬季だったので他のシーズン中は分かりませんが、沖縄で野宿をするのは難しくありません。栄えた街では東屋やトイレを備えた公園や道の駅にテントを張りました。都心から離れた地域では、ビーチや公民館の近くに滞在しました。公民館の敷地内で野宿を行いたい場合、地域の方の許可を取ることは大切です。

キャンプ地を選ぶ際、毒蛇が潜んでいる可能性のある茂みは避けることをお勧めします。

施設・設備

ここは日本ですし、一般的に期待されるように設備は整っています。コンビニは島全体に配置されており、公共トイレやお湯の提供も行われています。私達はこの旅行中、ハイキングストーブ用のガス缶を沖縄で入手することが出来なかったので、コンビニに置いてある給湯器に何度も助けられました。

沖縄には、いわゆる銭湯の文化がないので、他の日本の地域を野宿を基本とした旅をする時と比べ、入浴の機会を得ることが難しくなりがちです。私達は久米島の温浴施設(キャンプ場併設)を紹介しようとしましたが、残念ながら執筆現在、閉館中だと判明しました。

支払い方法に関しては、現金が最もよく受け入れられています。カード払いは全ての場所で可能なわけではないため、幾分か現金を手元に用意することをお勧めします。現金は郵便局かコンビニにあるATMで引き出す事ができます。

コミュニケーション

沖縄の人々は、温かさとおもてなしの精神を持ち合わせています。彼らは、何度も役立つアドバイスをくれ、私達の旅に不可欠な存在でした。沖縄の文化では、お酒を共有することで互いに打ち解けることが一般的なのか、私達は頻繁に、レストラン，宿，道端，公園などでお酒のオファーを受けました。

ほとんどの人は日本語や沖縄の方言(島や地域によって異なる)を話します。私は個人的に、沖縄アクセントの日本語が大好きです。英語は、アメリカの軍事基地周辺や観光地でしか一般的に話されないため、非日本語話者にとってはコミュニケーションが難しい場合もあるでしょう。それでも、地元の人々は訪問者との交流に熱心で、効果的なコミュニケーションを図るためのあらゆる努力をします。

食べ物

ここは日本の他の地域の特産品とは異なる、沖縄独自の料理を誇っています。アメリカや東アジアの影響を受けた独特な料理があります。私達は滞在中、地元のお店に頻繁に足を運び、沖縄料理に毎回大満足しました。なお、一般的な日本の食事と比較して、量が多いと感じました。

また、遠隔地では、食料品店を見つけることが困難な場合があります。その代わり、地元の人は基本的に宅配便を利用、又は協同組合のお店(コープ)にて買物をするようです。私達は、その村の食糧ストックをなるべく減らさないように、これらの食料品店からの購入を制限するように努めました。

ベジタリアン対応:

⭐⭐⭐☆☆

沖縄の料理は豚肉ベースの料理が多く、地元の店舗やレストランでベジタリアン向けの食べ物を見つけることが難しい場合があります。沖縄土産として有名なちんすこうをはじめ、お菓子類にも豚脂が含まれていることがあるため、購入前に原材料名を注意深く確認することが大切です。

また、沖縄名物の一つである黒糖は、砂糖の加工に牛骨が使用されているので気をつけて下さい。

主に食べたもの:

• ジーマーミー豆腐と島豆腐
• ジューシー
• 紫いも
• ゴーヤチャンプルー
• 沖縄そば
• 車麩
• さんぴん茶
• コーヒー
• スーパーの半額弁当

⭐ Fabのお気に入り:

石垣島にある、食堂 とうふの比嘉 の豆腐定食(ぶっかけ)

⭐ Minaのお気に入り:

久米島にある、経営者が優しく美味しい地元料理を提供する居酒屋

思い出に残る場所５選

与那国島海底地形	日本のアトランティス(かも？)
バーデハウス	久米島の海洋深層水を使った温浴施設。残念ながら現在閉館中
Dr.コトー診療所ロケ地	ドラマの撮影のために造られたセット
野底マーペー	山と海を同時に見渡せる石垣島で2番目に高い山(丘？)
ゲストハウスCamCam沖縄	シンプルで必要最低限の設備を全て備えた素晴らしい宿。価格が異常に低い。